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ABC検診が始まりました!

今年度から串間市でもABC検診が行われることになりました!

2019年の最新がん統計によりますと、死亡数が多い部位は順に、1位 肺がん、2位 大腸がん、3位 胃がんとなっております。そして、串間市は胃がんによる死亡率が全国、県内と比較しても高い状態です。胃がんの早期発見・早期治療をめざして、串間市では今年度からABC検診が導入されることとなりました。

 

ABC検診(胃癌リスク評価)とは?

 

胃癌のほとんどがピロリ菌感染により、慢性の萎縮性胃炎が発生して、胃癌にかかりやすい状態になり発生すると言われています。ABC検診ではピロリ菌の抗体価でピロリ菌の感染状態を評価し、ペプシノゲン法で胃粘膜の萎縮を判断します。

ABC検診では胃癌にかかっているかどうかの診断はできません。胃癌になりやすい状態かどうかを判定します。

 

B・C・D群と判定された方

 

胃癌のリスクがある(B・C・D群)と判定された方は胃癌にかかりやすい状にあるので、定期的に内視鏡検査を受けた方がいいです。

 

A群と判定された方

 

A群(健康な胃)は低リスクとされますが、A群と判定された方にも胃癌も胃炎も一定数紛れ込んでいることが分かっています。一度は上部内視鏡検査を受けられることをお勧めします。

 

ABC検診について不明な点がある方は、いつでも当院にご相談下さい。

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