2023年の当院の内視鏡検査実績です。
- 当院での2023年の検査実績(計1185件)
- 年間上部内視鏡検査数(胃カメラ):869件
- 食道がん:1名,胃がん:8名
- 年間下部内視鏡検査数(大腸カメラ):316件
- 大腸がん:12名
- 大腸腺腫日帰り手術: 192件
今後も胃がん・大腸がんの早期発見・早期治療を目指して、スタッフ全員で患者さまの力になりたいと考えております。
2023年の当院の内視鏡検査実績です。
今後も胃がん・大腸がんの早期発見・早期治療を目指して、スタッフ全員で患者さまの力になりたいと考えております。
これまで当院で内視鏡検査を受けていただいた方々の症例紹介です。
当院では、下記の画像にあるような消化器疾患に対して質の高い内視鏡検査をご提供しています。
【早期胃がん】
この段階の胃がんであれば、高い確率で治療が可能です。しかしながら、胃がんには初期症状が現れにくいため、発見が遅れてしまう事例が多くあります。ですので、定期的な胃カメラ検査で早期発見を心がけましょう。
【進行胃がん】
健康診断・地域検診で広く行われているバリウム検査(胃X線検査)のみでは、早期がん発見は困難であるため、検査を受けてみると進行してしまっていたというケースもあります。
進行度に比例して死亡率も高まってしまうので、胃カメラ検査による早期発見を心がけましょう。
【大腸腺腫AI診断】
当院では、AIによる大腸がんの発見や大腸ポリープの鑑別を行うことができる最新の機器を導入しています。そのため、既存の内視鏡検査よりも質の高い検査をご提供させていただいております。
【日帰りの大腸ポリープ切除術】
こちらの症例のように、大腸カメラ検査中に大腸ポリープを発見した場合、その場で切除をすることが可能です。また、日帰りで大腸ポリープ切除術を行っているため、経済的にも時間的にも負担を少なく手術を受けていただけます。
【大腸がん】
こちらの症例は、ポリープとがんが合併したものです。大腸がんの原因の多くは大腸ポリープのがん化です。しかしながら、大腸ポリープは自覚症状が現れることは稀なので、定期的に大腸カメラ検査を受け早めにポリープを切除しましょう。
2022年の当院での検査実績です。
年間上部内視鏡検査数(胃カメラ):672件
食道がん:1名,胃がん:7名、胃腺腫:9名
年間下部内視鏡検査数(大腸カメラ):198件
大腸がん:3名、大腸腺腫日帰り手術: 105件
当院の2022年のADR(大腸腺腫発見率)は40.9%(病理結果にて腺腫と診断されたポリープのみ)、SSLなどのポリープを含むと53%でした。
今後も胃がん・大腸がんの早期発見・早期治療を目指して、スタッフ全員で患者さまの力になりたいと考えております。
2021年9月から当院で内視鏡検査を受けられた方へのアンケートを開始しました。
80%の患者さまが、「苦しくなかった」「気にならなかった」とお答えいただけました!
苦しくなかった 33名 68%
気にならなかった 6名 12%
少し苦しかった 9名 18%
苦しかった 0名 0%
麻酔を使わずに検査を受けられた方々に「少し苦しかった」とのご回答が多かったようです。今後も苦痛の少ない内視鏡検査を目指して精進いたします。
【アンケートに実際に書き込んで頂いたご意見ご感想(原文のまま、一部抜粋)】
・眠っている間に検査が終わって、全く覚えていないまま苦しい思いもせず出来たので、大変良かったです。先生・スタッフの方もとても優しく、大満足です。
・麻酔がきいて、いつの間にか終わってて、ぐっすりねてしまいました。痛みもなく検査してもらって良かったです。年なので、一年に1回は受けていいのかなと思いました。明日、会社の人達にも検査する事をすすめたいと思いました。
・内視鏡が挿入される感覚がないほど思っていた以上に楽であった。
・気づいたら終わっていて、全然苦痛じゃなかった。定期的に受けてもいいと思えた。
・どうなるか心配していましたが、全然心配する事なかったです。毎年1回検査します。
・ハナが少し痛かったくらいでとくに問題は感じませんでした。
・眠ってる間に終わっていて、ビックリしました。楽でしたので、又受けたいと思いました。
・鎮静剤の使用で、いつの間にか終わっていたので、楽でした。先生の説明もしっかりしてもらって安心しました。
・最高に良かったです。いつもありがとうございます!お世話になってます。また来年来ます。
・苦しくありませんでした。今までの中で一番痛くなくて良かったです。
ご協力ありがとうございました。今後も創意工夫し痛みの少ない内視鏡検査をがんばります!
2021年の当院での検査実績です。
年間上部内視鏡検査数(胃カメラ):454件
食道がん:1名,胃がん:7名、胃腺腫:3名
年間下部内視鏡検査数(大腸カメラ):64件
大腸がん:2名、大腸腺腫日帰り手術:25名、大腸腺腫紹介:5名
当院の2021年のADR(大腸腺腫発見率)は50%でした。
今後も胃がん・大腸がんのゼロを目指して、スタッフ全員でがんばって行きます!
当院では内視鏡検査の品質向上のため、患者様にアンケートのご協力をお願いしております。
貴重なご意見ありがとうございます。
今後も安心・安全な医療を皆様に提供できるようスタッフ一同努めて参ります。
今年度から串間市でもABC検診が行われることになりました!
2019年の最新がん統計によりますと、死亡数が多い部位は順に、1位 肺がん、2位 大腸がん、3位 胃がんとなっております。そして、串間市は胃がんによる死亡率が全国、県内と比較しても高い状態です。胃がんの早期発見・早期治療をめざして、串間市では今年度からABC検診が導入されることとなりました。
ABC検診(胃癌リスク評価)とは?
胃癌のほとんどがピロリ菌感染により、慢性の萎縮性胃炎が発生して、胃癌にかかりやすい状態になり発生すると言われています。ABC検診ではピロリ菌の抗体価でピロリ菌の感染状態を評価し、ペプシノゲン法で胃粘膜の萎縮を判断します。
ABC検診では胃癌にかかっているかどうかの診断はできません。胃癌になりやすい状態かどうかを判定します。
B・C・D群と判定された方
胃癌のリスクがある(B・C・D群)と判定された方は胃癌にかかりやすい状態にあるので、定期的に内視鏡検査を受けた方がいいです。
A群と判定された方
A群(健康な胃)は低リスクとされますが、A群と判定された方にも胃癌も胃炎も一定数紛れ込んでいることが分かっています。一度は上部内視鏡検査を受けられることをお勧めします。
ABC検診について不明な点がある方は、いつでも当院にご相談下さい。
こちらでブログを掲載する予定です。
どうぞよろしくお願いいたします。